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  • yusuke-jimbo

梨ばろっこで演奏してきました

2023年9月24日日曜日ボルファートとやまチャペルでの「梨ばろっこ バッハをつなごう特別編」で演奏してきました。


プログラムは


バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009

フィゲレード:ロス・カウハリートス

カリージョ:星の涙

ラウロ:マリア・カロリナ、ビルヒリオ

ボルヘス:ベネズエラワルツ



コンサート中の写真。床に演奏している姿がきれいに反射してます。



リハーサル中の写真。



演奏会終了後。梨ばろっこを主催されているアンサンブル30代表の安岡さん、コンサートのお手伝いをしてくださった皆様と。


バッハの組曲演奏後10分ほどお話しを挟んでアリリオ・ディアス編曲のベネズエラの作品を5曲。途中の話はあらかじめ話す内容を考えていなかったため脈絡のないものになってしまったかもしれませんが、今回演奏したチェロ組曲第3番の編曲やアプローチについて、バッハの作品をギターに編曲する際の自分の考え方などをお話ししました。ちなみにチェロ組曲の編曲は師匠佐々木忠編Dーdur(ニ長調)版を使用しています。ベネズエラの作品について各曲の紹介もしましたが、それぞれの作曲家についてもっと詳細に、またベネズエラ音楽のリズムの特徴なども話せばよかったと終演後に反省しました。ベネズエラ音楽については過去このブログでも取り上げているのでそちらもご参照ください。


このブログを開始したばかりの頃に書いたベネズエラワルツについての記事です。


ベネズエラの作品群はちょうど今回の演奏のお話しをいただいた時に練習していて、弾きたいと思ってプログラムに取り入れましたが奇しくも今年はこれらの作品を編曲したベネズエラの大ギタリスト、アリリオ・ディアスの生誕100周年でした。今回演奏したベネズエラ作品のいくつかは今年あと数回演奏しようと思っています。そういえばベネズエラ民謡の「解き放たれた悪魔」もアリリオ・ディアスの編曲で是非弾きたいと思ったのですが、楽譜が入手できず断念しました。「解き放たれた悪魔」や「あなたの影になりたい(ピカ・ピカ)」などのベネズエラ民謡も自分で編曲して今回のプログラムと合わせて弾くのもいいかと思います。


バッハの組曲全部に名手ジョン・ウィリアムズをして「とても弾きづらい」と言わしめるアリリオ・ディアス編ベネズエラ作品となかなか大変なプログラムでしたが、久々にギター独奏での演奏会らしい演奏会をした気がします。コンサートにはドイツ人の方も聴きに来られていたのでバッハを演奏する意義がありました。今回のプログラムを深めていくと同時にまたいろいろな作品を弾いてみたいですね。


今回のコンサートを主催してくださったアンサンブル30代表安岡さま、コンサート会場の設営と受付をしてくださった廣田くん、丸杉さん、中村さんにもこの場を借りて御礼申し上げます。


次のコンサートは10月12日木曜日石川県羽咋市弘恵寺での「宮本光子ミニミニコンサート」です。声楽の宮本さんの伴奏に加え今回演奏したベネズエラ作品の中から3曲も演奏します。

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