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デュオ無双コンサート滑川公演終了しました&おまけ

更新日:2022年4月2日

2022年3月26日土曜日滑川市西地区コミュニティホールでの「デュオ無双コンサート」滑川公演終了しました。



写真の編集の仕方がわからず上下に余分な真っ黒のスペースがあります。



プログラムは



間奏曲:イベール

ロマンツェ:ソル

タイスの瞑想曲:マスネ

海へ:武満徹


休憩


シランクス:ドビュッシー

アルルの女:ビゼー

花の分類:ヴィラ・ロボス

アストリアス:アルベニス


アンコールはモンティ作曲チャールダーシュ、本プロにもあったイベールの間奏曲をもう一度。



コンサート当日は稀にみる強風のため電車も止まり、フルートの木埜下さんも小杉からタクシーに乗って滑川の会場に到着するというトラブルっぷり。到着はなんと開演3分前で音合わせも練習も何もしない状態で本番に臨むという波乱がありました。また一曲目のイベールで風がホールにも吹き込んで演奏中にギターの楽譜が飛ぶというアクシデントも。演奏中もホールに風の音が聞こえる状態でしたが、武満徹の「海へ」では演奏しながらその嵐の雰囲気も曲に合っているように感じていました。ちなみにフルートの木埜下さんは以前「海へ」を演奏する予定だったコンサートが台風のため中止になったことがあったそうです。


天候の悪さゆえ予約された方や入場料を先払いされていた方でも来られなかった方もあり入場者の数は決して多いとは言えなかったかもしれませんが、その分贅沢な空間になったかと思います。石川県や新潟県からはるばる聴きに来られた方もいました。終演後にたくさんの嬉しい言葉をいただきました。


またこのコンサートの模様と演奏会直前に撮影した僕のインタビューがケーブルテレビ「ネット3」で放送される予定です。放送時期は未定です。


コンサートの途中に曲の解説を入れることはよくありますが、正直に言うとあまり得意ではありませんでした。ただ今回は「デュオ無双」の由来ということで韓信や蕭何について話し出すと楽しくなってきて、演奏そっちのけで歴史の話をし続けるところでした。


終演後合間に話しておけばよかったなと思うことを書いておきます。


「国士無双」として世界の軍事史にその名を残した韓信ですが、もともとは劉邦の敵である項羽配下で、のち劉邦陣営に加わるも日の目をみることなくついに劉邦の元を去ろうと脱走します。韓信が脱走したとの知らせを受け、劉邦に次ぐ漢のNo.2の地位にある蕭何は慌てて彼を追い、なんとか韓信を説得し引き留め劉邦に韓信を用いるように強く勧めます(国士無双の言葉はこの時に蕭何が劉邦に言ったもの)。


この時に蕭何が韓信の才能を見抜かなかったら、劉邦が韓信を用いなかったら、劉邦も項羽に勝てたか分からず韓信の名も歴史に残ることはなかったでしょう。


また”千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず(一日千里を走る名馬はいつでも市場で取り引きされているが、馬の能力を正しく査定できる鑑定人はいつでもいるわけではない)”という言葉もあります。


どれだけ才能や実力があろうともそれを正しく評価し認めてくれる人がいないと意味はなく、それゆえそのような存在は大変貴重で、今回聴きに来てくださった方がデュオ無双に少しでも魅力を感じ、これからもデュオ無双を応援していただければ幸いに存じます。


木埜下さんとのデュオ無双は今後も活動を続けていく予定で、コンサートやイベント出演があればその都度ホームページやTwitterでお知らせします。





コンサート終了後、別の本番で富山まで来ていたギタリストの岡本拓也くんと少しだけ富山駅付近でお食事。岡本君はウィーンでアルヴァロ・ピエッリに学び、東京国際ギターコンクール第2位、アルハンブラ国際ギターコンクール第2位などの受賞歴をもち現在は日本でバリバリ活躍中です。留学時代の話やお互いの近況報告などとても楽しい時間を過ごしました。



居酒屋で岡本くんが僕の地元滑川の名産品ほたるいかを注文したのが個人的には嬉しかったです。ちなみに僕はほたるいか及び生魚全般苦手です。



光が反射していますが富山駅前。写真からも強風であることが一目瞭然。

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