8月10日、11日と呉羽高校管弦楽部史上初の2日公演となった定期演奏会終了しました。
プログラムは
チャイコフスキー作曲 イタリア奇想曲
ロドリーゴ作曲 アランフェス協奏曲
休憩
ドボルザーク作曲 交響曲第9番「新世界より」
指揮はすべて呉羽高校の稲場一郎先生でアランフェス協奏曲でソリストを務めさせていただきました。
大ホールでのコンチェルトのソリストということもあってかなり緊張しましたがなんとか無事終了することが出来ました。稲場先生、渡辺先生、平井先生、山本先生、音響の曽根様、管弦楽部の高校生たち、ステージマネージャー、お手伝いの方々に開催に尽力していただいたすべての皆様に感謝したいと思います。
一日目終了後に稲場先生に「アランフェス協奏曲を演奏することは夢だった。夢を実現させてくれてありがとう」的なことを言っていただきましたがこちらこそオーバード・ホールでアランフェス協奏曲を弾くという高校時代の夢を叶えていただいて感謝しています。またソリストの調達、著作権料や楽譜のレンタル料にオーケストラの準備等、音楽コースを有する呉羽高校と稲場先生の力が無ければ実現しなかったであろうプログラムで、これも先生がその際に言われた「富山県で最初で最後になるかもしれないオーケストラとの生アランフェス協奏曲」との言葉も感慨深いものがありました。
また二日目の演奏会終了後には管弦楽部のミーティングにも参加し、これで引退となる3年生や定期演奏会に向けて頑張ってきた高校生たちとも同席させていただきました。先生たちの言葉や部長、新部長の言葉に改めて共演させていただいて良かったと心から思いました。
「この試合を見終われば20世紀も終わっていい(Pride.1 高田対ヒクソンより)」くらいの覚悟で臨んだ今回の定期演奏会ですが、終わってみればそんなに自分自身爽快感や達成感、満足感はなくまた次の演奏に向けて頑張ろうという気持ちです。本当に素晴らしい体験をさせていただきありがとうございました。時間を置けばもっと演奏会が終わったという実感が湧くとは思いますが。
稲場先生とは残念ながら写真を撮るタイミングがなかったのでちょっとだけとった写真を。
四十谷先生より贈っていただいた素敵な花です。四十谷先生ありがとうございます。
今回も呉羽高校の管弦楽部にはたくさんのエキストラの方に出演いただきましたが、唯一写真を撮れたのはこの方。呉羽高校音楽コースの同期で現在では管弦楽部のトレーナーも務めるバイオリニストの別本裕子さんと。
別のときに載せる機会がありそうでしたが、せっかくなんで数十年前呉羽高校管弦楽部定期演奏会終了後同じくオーバード・ホールにてコンサートミストレスだった別本さんとの写真も。当時高校3年生。
2日間の公演,1日目を聴いて来ました。
流石に最初少々固いかなと言う印象でしたが,大変気持ちよく聞く事ができ,あっという間に終了した感じでした。余分な歌い込みが無くて,気持ち良くさらりと聴けた感じです。人によってはもう少し大げさな表現を望む人もいるかも知れませんが,私には思う通りに音が落ちる演奏でした。オケとの掛け合いも見事なものだったと思います。
アンコール曲は最初一瞬何の曲かな?と思いましたが,直ぐに腑に落ちました。その後のオケのドヴォルザークのシンフォニーの紹介も兼ねて,ギターでは滅多に弾かれないドヴォルザークの小品をさり気なく演奏される,ただ弾けるだけのギタリストでは無いなと感心しました。
聴衆はやや大人し過ぎた感じでしたが,流石に楽章の合間で拍手するような方達ではありませんでしたね。
神保さんの後の休憩中,S先生の生徒の方?が,アランフェス公演の事やPAの事について大声で話していたので,聞こえて来ましたが,その件は今度お会いした時にしましょう。
当方は前から2列目の席で聴いていたので,多分生音もかなり聴こえたのだろうと思います。PAは増幅し過ぎず音質も良くバランスは良かったと思いました。