前回の記事で「光武帝を主人公にした中国ドラマを作ってほしい」と書きましたが、すでにあったようです。
「秀麗伝」というドラマです。
このタイトルは光武帝の本名劉秀と妻の陰麗華から一文字ずつ取り、「秀麗」という言葉ともかけていると思われます。1話だけ無料版を見ましたが、全話見たくなるような内容ではありませんでした。もし見るとしてもまだまだ先になるでしょう。
光武帝の人生もなかなか面白いんですが、劉備にとっての曹操、劉邦にとっての項羽といった絶対的なライバルがおらず、妻の陰麗華との恋物語をクローズアップしようとしても、恋路を邪魔するような存在もほとんどいない上光武帝自身が完璧すぎるので物語にしづらいですね。物語の序盤で初恋の幼馴染陰麗華と結ばれて、生涯仲睦まじかったそうなので無理にフィクションで盛り上げようとしても白けそうです。後漢の光武帝といえば中国四千年の歴史の中でも最高の名君の誉れ高い人物ですが、このドラマでは陰麗華は光武帝を補佐するお転婆ながらも才色兼備な女性といった設定に見えました。『「妻を娶るなら陰麗華」と謳われた美女』的なことがドラマの公式サイトに書いてありましたが、実際は世の男性がそう持て囃したわけでなく、光武帝が若い頃に「官に就かば執金吾、嫁を娶らば陰麗華」と言っていたそうなので意味合いは全然違います。ちなみに僕はこの言葉が大好きです。
さて本題。
約2週間後の2019年11月14日木曜日午前11時50分~午後12時50分まで富山市民プラザ アトリウム(2F)にて「市民のためのランチタイム ジョイフルコンサート Vol.67」に出演します。以下チラシの内容丸写しです。
市民のためのランチタイム Lunch time Joyful Concert
ジョイフルコンサート Vol.67
加藤由貴(サクソフォン)
神保侑典(ギター)
星野いずみ(ピアノ)
プログラム
サクソフォン&ギター&ピアノ
♪アイ・ガット・リズム ジョージ・ガーシュイン
サクソフォン&ギター
♪タンゴの歴史より Ⅰ、Ⅱ アストル・ピアソラ
ギター
♪カリオカ・ファンタジー セルジオ・アサド
ピアノ
♪ワルツィング・キャット、プリンク・プレンク・プランク ルロイ・アンダーソン
サクソフォン&ピアノ
♪スカラムーシュ より Ⅱ、Ⅲ ダリウス・ミヨー
サクソフォン&ピアノ
♪アディオス・ノニーノ アストル・ピアソラ
サクソフォン&ギター&ピアノ
♪スペイン チック・コリア
※演奏曲目を変更することがあります
2019年11月14日(木) 11:50 a.m~12:50 p.m
富山市民プラザ アトリウム(2F)
入場無料
主催 ジョイフルコンサート実行委員会
(公財)富山市民文化事業団 富山市 (株)富山市民プラザ
共催 とやま音楽文化協会 北日本新聞者
後援 北日本放送 富山テレビ放送 チューリップテレビ
協賛 (株)開進堂楽器 (有)石金音響
共演は呉羽高校音楽コースの1学年後輩にあたる加藤由貴さんと星野いずみさんです。
タンゴの歴史はギターとフルートの名曲ですが、今回はBordel1900とCafe1930をサックスとギターで演奏します。日本でタンゴの歴史を演奏するのは初めてなので楽しみです。
またソロではセルジオ・アサドのカリオカ・ファンタジーという作品を演奏します。こちらは人前で弾くのも初めての超絶技巧の曲です。作曲者のセルジオ・アサドはブラジルのギタリストで、弟のオダイルとのギターデュオ「アサド兄弟」として有名です。カリオカとはブラジルの都市リオデジャネイロの人間を意味し、「江戸っ子」みたいな言い方をすれば「リオっ子」みたいなニュアンスです。ちなみに元サッカー日本代表のラモス瑠偉選手のあだ名がカリオカだったそうです。最初は前衛っぽい雰囲気で始まりますが、面白く展開していき最後まで聴くときっと美しくかっこいい曲だなと思うと思います。はやく弾きたいです。
そしてピアノ、サックスと3人でガーシュインのアイ・ガット・リズム、チック・コリアのスペインも。音量バランス的に当日はマイクを使う予定です。またピアノソロ、サックスとピアノの演奏もあります。お楽しみに。
コンサートは平日の昼間ですが、入場無料ですので時間が空いている方は是非お越しください。万が一このブログを読んでいる方がおられれば終演後に声をかけていただけると嬉しいです。
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